Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

最近少し気づいてきたこと

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お疲れ様です!!

 

皆様のお陰でクラウドファンディングを成功させることができました。

 

ハードな全国大会

チームの結果としては16チーム中の16位

 

初戦でプロップ3人とリザーブフッカー怪我

そして、その後キャプテンの脳震盪

 

さらに怪我人が続出し、

多くの選手がテープを巻いた状態で、

また正ポジションじゃないポジションをこなし試合を行っていました。

 

最後の試合は、スタンドオフスクラムハーフフランカーをするという結末。。。。

プロップが不在のため、フランカーがプロップをやりと、

生まれて初めてこれだけ辛いゲームを経験しました。

 

やっていた選手は僕らコーチの数万倍辛かったでしょう。

 

本当にこの大会は強烈でU15才のこたちが22分ハーフを一日、

2試合、その次の日からは30分ハーフを1日1試合づつ、計6試合をこなします。

 

さらにいうと、スクラムも押しが可能です。

ハードが故に多くを学ぶ

選手はこのようなタフな試合日程の中、

どうやって体を回復させるのかを学びます。

 

練習後は交代欲や

メンタルリカバリーのためにラグビーを忘れる時間を作ったりと

どうやったら、試合で最大限出せるのかを

 

コーチの1人ごと

 

イングランドでプレーし、少しコーチをしていたコーチは言っていました。

ニュージーランドの選手をコーチングすることは楽だと。

選手が責任を持ってリカバリーを行うからと。

 

 

選手は若い時期に、こういた大会のお陰で自分の体に対する責任感を覚えて行きます。

 

コーチも勝つために、全力で選手たちに伝えて行きます。

 

しかし、15才皆様お分かりのように、

とても難しい年頃、誰もコーチのいうことを聞きません。

 

日本と違って本当に難しい。一度認めてもらうと簡単なのですが

 

選手の面白ストーリー

ここで面白いストーリーをと

全国大会の前週のトレーニングで

1人の13才の選手Pが、bad attitude でなんども叱られていました。

そして、1人のコーチが本当に起こり(NZでは普段はこんな罰を与えるようなことは絶対にしません)その選手P以外を走らせ、その選手Pにどれだけ走ったかカウントさせるように指示しました。

 

すると、その選手Pがカウントもせずに笑い始めました。

走らされてる選手は、起こり始めました。

コーチがその選手Pになぜカウントしないんだと聞くと、

あっ!カウントしないといけないのかと。

言いコーチは呆れて、走っている選手を止め練習を再開しました。

そして、練習後ある選手Aが選手Pになぜ笑ってたのかと尋ねたそうです。

 

選手Pはこう言いました。

俺以外がbad atitudeで走らされているのかと思ったと。

 

それを、僕らコーチが聞いたときは、呆れて笑いが止まりませんでしたが。。。

 

なにはとまわれ、

ニュージーランドの15才の思春期の子どもたちはこんなもんです。

チームの繋がりを学ぶ

また、どうやってチームが繋がっていくのかを学びます。

 

コーチは、普段絶対に交わらない選手をチームに組み込み

そして、両方のストレスが溜まりにたまってしまわないように

その間になる選手を入れたり、ちょうどいいバランスを測ります。

 

また、チームで出し物をしたり、

掃除はコーチも混じって選手と共に全てを共有します。

 

まったく見た目ラグビーに関係なさそうに見えますが、そう言ったところから、

 

 

あいつはこうするだろうなという憶測をうんでいきます。

 

それらが重なって

見てから状況判断の速さ0というものを生み出すのです。

 

もちろんこれだけでは、状況判断は伸びませんが、確実に手助けをします。

 

 

 

 

今日はこの辺にしておきます。

それではまた!!

 

結局は隣と心が繋がってたらええねんな〜 

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はじめに

拡散希望ニュージーランドにきて、多くの戦術やスキル。スキルの繋がりを意識したコーチング、ディシジョンメイキングと多くのことを学びました。しかし、一番大切なことは人。これを改めて感じます。ラグビーは人生のほんの一部でしかない。そのほんの一部はラグビーをしている人にとってはそれはとても重要である。ラグビーコーチの役割はあった人の人生を勝ちや負け、練習、飲み会、遊び全てを含めて豊かにすることだと改めて感じました。もちろん、その中で勝利を意識していくことは間違い無いですが、ラグビーだけじゃラグビーでは勝てないということを感じています。実は、みなさん、ニュージーランド少し認められ、現在コーチングしているチームの全国大会にコーチとして共に行くことが決まりました。ビザも現在申請中でどうなるかわかりません。しかし、これに当たってフライトチケットの買い直し、全国大会の場所で宿泊費から移動費などが必要となりました。そこでクライドファンディングに挑戦しようと考えています。そこで皆さんに協力してもらいたいと考えています。協力していた方々にお礼として、僕がお伝えできること(ニュージーランドコーチングや今回はスキルの部分やどうやって新しい練習メニューを考えるのか、トビタテの相談から何から何までお伝えしようと考えています。また何が興味があるか教えて頂けたら嬉しいです。

みなさん。こんにちわ!!

 

先日チームでシーズンお疲れ様でした会

➕来年も頑張りましょう会がありました。

 

 

チームでKoha(募金)を募り、

試合のたびにウォーター、タッチジャッジ、

練習の道具などをコーチからの報告なしで予測して出してくれたりと

仕事をしながら、僕たちチームのサポートをしてくれた方々に感謝の気持ちをと

プレゼントをしました。

 

そこで、今年のシーズンを振り返って、

1人1人感動するようなスピーチをしました。

 

もちろん、僕も英語で。

 

基本的にこう行ったことは臨機

 

すごい対応力とアドリブ能力がつきました。

 

そこで、サポーターの1人が

今年は改革の年だったと、

実はコーチも今年就任

 

サポーターの方が今まで

会ったこともみたこともない奴がきたから

今年はダメだと思ったらしい

 

しかし、結果は1stラウンド全勝、2ndラウンドも優勝

 

裏話を続々とあの場で話ていただきました。

 

実は言っていることに自信がなかったとか

 

しかし、僕たちはコーチの言葉がとても力になりました。

 

 

僕たちは、

練習がなくてもチームで飲みに言ったり遊んだりと

常に時間を共有していました。

 

1人の仲間がちょっと俺怠け者だから

フィットネスを手伝って欲しいと声をかチームのグループページに投稿すると

みんなが、俺がやったるわと出てきて、練習前に集まってそれをやったり

 

勝つためではあるが、そこがあまり感じられなかった。

フィットネスでもきた人たちは笑いながら、必死で競い合い。

遊んでるみたいという表現が正しいのかな?

仲間と一緒にいたいとか

あいつのためにという感じなのか

今まで出会ったことのない感覚でした。

 

僕も高校の時

勝つためにと声をかけるときますが、泣く泣くくる感じでした。

泣く泣くくるという感じが全く感じられない

 

 

しかも、それがはいつもコーチからではなく選手からの呼びかけで始まる。

 

コーチはおそらくそう言ったことが

選手が動く環境を作っているのかなととても感じました。

 

飲み会をするなら

コーチも呼んでドレスコードを決めたりと

みんなで歌てって、はしゃいで、ゲームをして

本当に家族と一緒にいるかのような時間でした。

 

場所はいつも

クラブハウスの周りに集まりバーベキューしたり

そこで、みんなで10ドルづつぐらいの飲み物と食べ物を持ち寄って

ギターを持ち寄ったり、スピーカーを持ち寄ったり

同じ釜(釜ではないですが)の飯を食う

 

コーチと選手はほとんどフラットで

チームに所属している、若者と少し年のいった人たち

 

そんな感じ。

 

そして、最後にコーチが一言

ラグビーは人生のほんの一部でしかない。そして、ラグビーをしている時間は、俺たちの楽しい時間のほんの一部でしかない。飲み会の場、笑いの場、全てを包括してラグビーであってこれらの時間がものすごく好きであり、重要であると。これらがなければ、ラグビーではない。俺たちは、これらを全て共有できたから、優勝できたんだと。

 

とてもニュージーランドらしい一言であり、とても大切なことだと感じました。

 

正直な話、最後の方は誰が何をするのか本当に感じることができました。

 

実際特に戦術がどうとかやった訳ではない

 

ミーティングを何回もやった訳ではない

 

ラグビーのすごい社会的な部分が感じることができました。

 

本当の人の温かみを感じました。

 

ラグビーをやって本当によかったと思うし

本当にラグビーが好きだと感じたし、

ラグビやっている方が本当に好きだと思う。

 

ニュージーランド、オーストラリアと経験したけど

またさらにラグビーが好きになった。

 

ニュージーランドにもう数年どうやって残ろうかと

今は必死で考えています。

 

 

多くの方々に広めたいな改めて感じます。

 

 

 

あなたのコーチングスタイルは?守破離を毎日繰り返す。学んだら出すの繰り返し。

コーチや分析、選手は負け後なんども自分たちの欲が収まるまで分析することができる。

しかし、答えはいつもシンプルである。相手の方が上手だったと言うこと。

アリ・ウィリアムズ

 

 コーチの仕事は分析だけではない

コーチの仕事はもちろん、分析することであったり、観察することも含まれています。

 

しかし、

それ以上に大切なことは学んだことが100%試合で出せるかと言うこと。

 

そこが、試合に勝つためのキーになる。

 

人間にはパフォーマンスのレンジが存在する。

どれだけ練習しても最後は心

どれだけ、練習しても

 

そして、

どれだけ練習で成功しても

 

どれだけ、

どれだけ、失敗を重ねても

 

どれだけ、

体調を整えても

 

 

どれだけ

どれだけ

どれだけ

どれだけ

どれだけ

どれだけ

どれだけ

どれだけやっても

それらパフォーマンスは心によって左右される訳である。

オールブラックス他の違う点

オールブラックスが今どこのチームとも違うのはみなさんご存知でしょう。

 

その理由は心や選手1人1人を大切にしたからです。

 

もともとはスキル重視で、

スキルがあって、早いだけのチームでした。

意外と知らないニュージーランドの選手の会話

 

そして、いつもこのように考えていてそうです。

 

 

俺らはいつもトイメンの選手が

 

どれだけ大きいのか、早いのか、どれだけ素晴らしいのかと話ていた。

 

実際、俺たちはどうなのか?今が時期なんだ。俺たちがどれだけ素晴らしのか、大きいのか、早いのか、強いのか?敵の話はやめて、それらを話そうじゃないか

 ブラッドソーンのリーダーミーティングの時の一言

 

このように変わって行ったのが

起点

2004年

南アフリカの敗戦後、その後のワールドカップ 

コーチたちは

これを起点に彼らは、ワールドカップ経験者に話を伺いました。

 

 

彼らに責任感を与える

学んだこと

 

それは、彼らに責任を与えること

 

すると、

ディシジョンメイキング、個人の気づき、自信を高めたり、自分はできる人間だと思えるように変わっていくと

 

そして、リーダーを作り、試合のミーティングを

彼らにプレゼンテーションさせなど、選手にこれまでコーチが行っていたことを選手に譲って行ったのです。そして、それまでコーチと選手は会話がし難かったが、関係性をフラットにして行ったのです。

 

 

誰にでもコーチングできる理由

さらに

ニュージーランドのコーチはどこの国のコーチとも違うところは、

トップのコーチが上から下までコーチができると言うことです。

 

なぜだと思いますか?

 

それは彼らはいつも知っているから、

なぜ選手がラグビーがしたくなるのか?

なぜ心からラグビーがしたくなるのか?

完全なる民主主義

 

ニュージーランドのすごいところは

完全なる民主型コーチン

 

オールブラックスの関係性

オールブラックス

オールブラックスに所属する若者とただの年寄りによって構成されている。

 

コーチはコーチであるけでど、コーチでない。

 

また、コーチ感もフラットである。

 

グラハムヘンリー・ウェインスミス・スティーブンハンセン・ギルバートエノカはほとんど友達みたいなものだった。

 

気づきと進歩

みなさん。選手がどれだけ選手自身の動きに気づいていますか?

 

どれだけ、関係性を維持できていますか?

 

一度自分のコーチングを考え直してみてください。

 

 

 

コーチが学びをやめたら終わりです。

 

日本では守破離と言葉が有名ですが

 

時代が恐ろしく早く動く時代で

守ってる時間なんてありません。

常に学び続け進み続ける必要があります。

 

変わることは、怖いと思いますが、失敗ではありません。

 

 

 

 

 

一番難しい質問をします。今日の1日はどうでしたか?

 

ニュージーランドの強さの秘訣の一つについて紹介します。

 

一番難しい質問

この質問は実はニュージーランドにきて、なんどもされました。

 

 

いつも初めの言葉は

一番難しい質問をするよ。って

 

 

今日の練習で自分のプレーはどうだった?

 

あなたはどう答えますか?

 

 

あなたの選手はどう答えますか?

正解はこの記事の最後に掲載させて頂きます。

 

これが、とても大切なポイントなんです。

 

そう、一番重要なポイントなんです。

コーチングの効果はいつ出るの?

しかし、これの効果は

明日明後日に出るものではありません。

 

一年後かもしれないし、

二年後かもしれない、

もしかしたら十年後かもしれない。

コーチングは1世紀単位で成長を考える

ウエインスミスはコーチングする際に、

一日一日の上達より、世紀を見ると

コーチングとは1日1日少しづつ成長させていくものだと。

 

常に社会や世界動向を見ながら選手の将来までも含むものを考えて。

つまり、ラグビーだけを見ていたらダメ。

コーチングの対象

コーチングの対象は

ただ見える部分だけの問題ではありません。

 

重要な部分はいつも心なのです。

 

目に見えるものは後から見えてくる。

 その日の成長を促すのは誰でもできる

 

スキルをや戦術を強制するれば、

その時、その時、その日の強制してものはとてもうまくなるでしょう

しかし、それは続かない。

 

何よりそんなことは僕らコーチにとってたわいもないものです

 

日本人の大きな問題であり、

皆さんもつくづく思っていることがあると思います。

 

 

繋がりが欠けている

練習の繋がりの欠け

今日あれやったのにとか、

 

この練習、今週フォーカスしたはずやのにとか

 

日本はチームの国と言っているけど隣との繋がりが薄い

 

外国人コーチは言います。

日本人は練習の繋がりが見えない。

 

しかし、理由がは簡単です。

その外国人コーチも方法をミスってるだけ。

 

特に気にする必要はないです。

 

今日はそれらの方法については一切触れません。

 

と言うかブログでは書き下ろせません。

 

言語できない訳ではないですが。

 

しません。

 

チーム全体の繋がりの欠け

日本のチームの中身

そして15人の繋がりコーチとの繋がりも含めてです。

 

日本はよくチームを見ていると、たくさんの仲良しグループが存在します。

そして、

その中で自分たちが雰囲気を感じる程度のルールを作りそれに乗っとります。

 

もし、外れる仲間外れになったりします。

 

なので、コーチはそれらを含めて、チームを管理する必要があります。

 

むやみやたらに、仲いいグループの分断は測らないでください。

 

ニュージーランドのチームの中身

ニュージーランドはもう国全体でWhanauとい言葉を使って

ファミリーをアピールしています。

残念なことにやはり、

白人、マオリアイランダーは固まっていることが多いですが、

別にそこが分断することにたいしては、何もそこまで深く考えていないそうです。

 

コーチと選手の繋がり方の違い

ニュージーランドと日本のコーチの繋がりは少しいます。

 

ニュージーランドは一緒に戦おうって感じです。

勝利後

お前たちのおかげで勝つことができたありがとう

 

日本はコーチが勝利にひっぱてやる!だから、黙ってついてこい!

勝利後

お前たちは、あの練習を耐えて来れたから勝てたんだ。俺について来てよかっただろ?

 

コーチとの繋がりが少し違います。

 

ラグビーは選手の意思決定が欠かせません。

日本の選手のは意思の発揮量が少ない。

なので、国際試合で勝てないのです。

 

練習にしてもです。

 

練習にどれだけの選手がストレスを感じることなくコーチと話していますか?

 

他のスポーツなら上手いこと動く

 

野球やバレーボールでは勝てます。

 

しかし、ラグビーは無理です。

 

コーチの知能を上回ることが起きます。

そして、秒単位でピクチャーが変わります。

 

選手が自らの意思を発揮し続ける必要があります。

 

 

日本のチームの強さの原点

日本のチームの強さはどこからきているのか?

 

それは、強制!!

 

実は多くの国でもそうでした。

 

しかし、日本ほど強くはなれなかった。

 

実はグラハムヘンリーも

グラハムヘンリーですらも、昔はそうだったそうです。

 

そうやってチームを強くしていた。

 

しかし、2004年あたりに気づいたそうです。

 

現在の子たちのことを

 

どんな社会なのかだと。

 

 

今はどんな文化に向いているのかと。

 

コーチングに置いて文化を見るのはとても重要です。

文化、文化と目を昔ばかりに目に向けてもいけません。

 

しっかり今を見つめる必要があります。

 

そして、彼は気づいたそうです

 

今の時代に向いているのエンパワーメントコーチングというもの

私のニュージーランドでの挑戦

 

実は、僕もひたすらエンパワーメントコーチングに挑戦してますが、

 

なかなか難しい選手の本音を引き出すということは

 

意見を出してもらうために、ストレスフリー場を作ろうとしますが、

失敗すると選手から舐められます。

 

ニュージーランドのカレッジ生の反応

 

ニュージーランドの子に対してコーチングをしています。

彼らは初め、

日本というラグビー発展途上の国からきた変なやつってイメージでついて来てくれました。

しかし、僕の英語力はやはり限界がありますので、何を学んだか毎回聞いて、彼の赴くままにプレーをさしていました。

 

ここだけを聞いていると、

 

 

 

おっっと!!

思うかもしれません。

 

しれません。

 

 

しかし、聞きすぎました。

 

大失敗

ニュージーランドでは、ニュージーランドの文化を尊重しようと基本的に彼らを楽しませ、彼らの意見を積極的に取り入れ、練習に取り組んでいました。

しかし、彼らは僕の見るめを変えました。

それは、こいつの言うことを聞く必要はない。

 

何を言っても正解と言ってくれるし、やりたいことをやらしてくれます。

 

すると

 

練習も来なくなったり、試合の日だけ来たりと

 

その週もありました。

ほんの少し間違えるこんな風になります。

 

試行錯誤と毎日の学び

 

そこから、たくさん試行錯誤し、

ハリケーンズの練習になんども足を運び、

本読んだりしていると

意見の言うタイミングや彼らの呼吸に合わせたり、

具体的にいつかまた教えますね。

そして、一緒に参加したり、すると彼らの態度は変わりました。

 

 

選手の変化

今では、彼ら自身がこんな課題があるから、

手伝って欲しいとか言ってもらえるようになりました。

 

ここらは、スキル成長度が見違えるほど違う。

 

しかし練習を変えた分けた訳ではありません。

 

変わったの彼らの態度です。

 

マインドセットです。

 

チームとために力を使いたいと彼らから思うようになったのです。

 

昨年私のチームはウエリントン大会全負け

今年はベスト4を掲げ、

 

見事今年はベスト4を勝ち取りました。

 

例が多いと言うと思いますが、

 

僕が参加していたクラブチーム

最初の質問の答え

僕の仲間の言葉で面白いものが、上のチームでプレーをしていたら

勝てる気がしないけど、ここにいたら前半負けたちとしても勝てる気がすると。

 

そして、チーム全員がどれだけ負けていても後半には逆転できると信じることを感じることができる。Aチームはおそらく今シーズン一番タレントが多いチームだっただけどダメだったと。

 

そんなAチームは練習の最後

一番最初にした質問をするとなんて帰ってくると思いますか?

 

そして、僕のチームはなんて言うと思いましか?

 

 

そう僕のチームは全員がの答えはこうです。

 

いつどんなの時でも

 

 

俺たちはの練習は素晴らしかった。

 

だけど、ちょとした部分が足りなかった。

 

しかし

 

Aチームはと言うと。。。。

 

ここでは言いませんが

 

 

練習を最高にするかどうかは選手です。

 

ドリルではありません。

 

 

コーチは、選手が毎日のトレーニングで今日の自分は最高だったと言える環境を作ることで選手の自信が少しづつ高まって行きます。

 

すると、どうなるか?

 

俺ってもっとできるんやないかと自分の殻を選手自身の力で破って行きます。

コーチがギャーギャー言う必要が無くなります。

 

コーチは努力してるかどうかをきにする必要はありません。

 

もっと違うところに目を向ける必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

選手全員の虫が好む場所を作る

 

 虫の話

みなさんこんにちは。

 

今日はチームをどうやって作って行くのか、

 

こんな言葉を聞いたとこはないでしょうか?

 

 

虫の居所が悪い

 

虫の知らせ

(これはいいことが起きるときにもあるものです)

 

虫がおこる

 

虫がつく

 

虫がおこる

 

虫が治る

 

虫が好かない

 

などなど

 

これら、虫は実際の昆虫ではなく、

 

私たち人間が飼っている虫のことをさします。

虫の由来

実は2つの説が存在します。

道教にまつわる物と江戸時代のものだとされています。

一つ目は道教

中国の道教(宗教)では、人の体内には生まれた時から3匹の「虫」が棲み、その人のおこないを監視し、人が眠りについたときに、体内からそっと抜け出して悪いおこないを天帝(天にいる神様)に報告したと考えられていました。この体内に棲む3匹の「虫」が虫の知らせの由来とする説です。

 

二つ目が江戸時代の9匹の虫を由来とする説

江戸時代には、人の体内に9匹の虫が棲み、その虫が感情や意識をコントロールしていたと考えられていました。この時代の人達が、目に見えない不思議な現象を「虫」の仕業にしたことが由来となったという説です。

 

実際

三尺九蟲ということから、私は江戸時時代説が濃厚だと考えています。

 

それはさておき

 

 

今日のタイトルである

選手全員の虫が好む場所を作るとはどういったことなのでしょうか?

 

選手全員の虫が好む場所を作る

ニュージーランドきく言葉

実はよくニュージーランドでは、

 

 

あいつが次何するかわかる

まるで虫の知らせがあったかのように

 

 

体が勝手に動くとか

 

 

状況判断見てからでは遅いとかいうことをよく言います。

 

 

 

全員がセイムページにいようとか

 

 

X-Factor

 

ニュージーランドラグビーは見た目、

インディビジュアルで個人が優れている。

だから

状況判断が優れていて、ゲインも切れるし

隣の人の動きについていけると

 

 

もちろんインディビジュアルの強化も進めています。

x-factor を持とうだとか、

基本的に各選手それぞれが持って

x-factorをコーチはそれらを潰さないようにと努力します。

 

 

今日は個人のところはここまでにしておいて

 

チームという部分に触れていきたいと思います。

 

選手の虫が居やすい場所を作る

実は、そんなニュージーランドですが、

チームというものをとても大切にしています。

 

 

そして、

コーチはチームを作って行くのにとても考えています。

 

 

一見練習している風景も、

選手にプレーさせてるだけにしか見えません。

 

選手を笑かして、一緒に遊んでるかのように

 

どうやって?

ニュージーランドでとても大切にしているのが

チームを作る上で大切にしてるのが

 

時間です。

 

時間の共有です。

 

どうやって選手同士、

コーチも含め長い時間一緒にいるのかを

必死で考えます。

ほんの少しの例

例えば、

チームビルディングで

カヌー、サーフィン、ボーリング、カラオケ、飲み会(減ってはきている)山登りだったりとか

 

もちろん、ミーティングもありです。

 

 

 

例えば、クラブルームに

みんなでご飯を食べれるキッチンを用意したり、雑誌ビリーヤード、ダーツなどを置いて練習の遊べる場所を用意したり

 

ニュージーランドのコーチが意識しているのは、

どうやって環境を整えるにかにすごく努力しています。

 

どういうことか

 

日本のコーチは一人一人の選手に

集中しろだとか、

もっと走れだとか、

自主練しろだとか

というところにフォーカスします。

 

環境さえ揃えば、選手は勝手に努力し始めます。

 

虫が起こるのです

 

環境とは、もちろんジムの設備とか、ビリヤード買ったりとか、お金で解決できるものだけではありません。クラブの中には、そんなお金がというところもあると思います。

僕が主にのべているの人の繋がりの話です。

 

 

ここに書いている例はあくまでも例です。

 

チームをみて、何ならみんなが望んで参加してくれるのかは

あなたの発想しだいです。

 

ウエリントンカレッジで実際行ったこと

僕がコーチしているチームでは

一日トライアスロンといって、チーム誰1人脱落を出さず、全員でクリアするといったものもありました。スタートは水泳、そしてカヌー山登りなどなど

スタートとゴールだけ渡されてチームで動く

 

コーチはもちろん離れます。

 

なぜか?

試合のピッチ上にコーチはいないから、

きつい時でも自らの意思でチームと繋がって痛いと感じるようにしてもらうためです。

 

なので、原則彼らは、帰ってもいいし、ズルをしても構いません。

 

そこで、辛いときにどれだけ繋がっていられるのか

 

これがキーにになってきます。

 

日本とニュージーランドのチームの違い

日本は集団(チーム)社会だという嘘

 

僕は、ニュージーランドにきてとても感じることがあります。

 

日本は本当にチーム社会なのかという問題です。

 

チームであることは確かです。

 

しかし、大きなチームとして動くのは苦手なのではないかということです。

 

なぜか、日本の大学のクラスやチームをみてください。

大きなチームの中に

ごく小さなグループがたくさん存在していて、

所属しているチームから、なかなかはみ出ようとしない。

 

はみ出ようとしたりすると

 

虫が好かなかったり

 

虫の居所が悪かったり

 

します。

 

何より

虫の居所が悪かったとしても

日本は未だに強制というコーチの強制という力を使っているため

選手はそこに居ますが、選手が虫の居所が悪いと感じていることだってあります。

 

それでは、試合中にチームメイトからの

虫の知らせが起きる量が違います。

 

そして

情報もその中で共有し、あまり外に出したがりません。

 

すごくそれがよりインディビジュアルに感じます。

 

もう一度言いますが

強制なので、 虫が好きでいてる訳ではない。

 

ニュージーランドはどうなのか?

家族と呼ぶ幅があまりにも広い!!笑

あった人全員にブラザーと呼べる!!笑

 

みんなで、好きで情報共有し助け合います。

もちろん、食べ物もお金(募金)も時間も共有します。

 

もちろん好きであるということが前提なのですが。

 

コーチは虫が好きな場所を作っている

コーチは好きであることを

とても意識していると感じます。

 

どこにいても、虫の居所が悪いが本気で感じることはないです。

 

もちろんみんな好きな場所はあります。

 

ある研究者から教えて頂いたアーロンスミスへのインタビューです。

 

オールブラックスでプレーするよりも、

マオリオールブラックスでプレーする方がよっぽど居心地がいいと。

 

アイランダー系やマオリのみんな家族みたいに受けれてくれますが、

基本的に彼らでいようとしたがります。

まるで、日本の小さなグループがいっぱいあるように。

 

そういった彼らでも、

虫の居所が悪いと感じさせないことがコーチの役割です。

 

 

 

 

虫が好かないという言葉は

自分の中にいる虫がその環境を好まないということです。

たとえどんな困難でが来ても

コーチは選手1人1人の虫が好む環境を作っていくことで、

選手たちは虫を共有し、それら虫が選手たち虫の知らせを与え、

その場で必要なことが思い浮かび体が勝手に動くようになって行くものなのです。