留学で感じて欲しいこと
外国のクラブに入り、感じて欲しいことは
外国人に勝てる部分はたくさんあるということ!
つまり、マインドセットして欲しいと感じています。
多くのクラブは週2回の練習が基本で、日本の学校のように毎日練習するチームはほとんどないです。
だから、スキルの部分では、日本人の方は良かったいるすることも多々あります。
自らの強みや自信を持って帰ってもらいたいと思います。
今回、実際に留学を経験したメンバーはわかったと思います。
フィジカル的な部分の差が、状況判断能力の差が...
しかし、日本の組織として動く能力などは決して負けておりません。
速さだけでは勝てないことを実感したと思います。
ラグビーはどうしてもフィジカル的なゲームです。
強化は必須になります。
この留学の経験、感じたことは、皆おなじではありません。
自分で考えたことを大切に、考えたことを軸にリーダーになってもらいたいと思っています。
リーダーシップ
winning mattersという本を最近読み終えました。
この本のリーダーの部分を抜粋して簡単にまとめてみました。
そこでFrank W Dick
著者が興味のある発言をしていたので
"私たち全員がリーダーシップスキルを持っていると信じている。しかし、私たちはそれらリーダーシップの発掘、使用するための選択をしない”
勝利の文化を持つチームは、人々がその時々で組織が勝利するための行動を自ら考えて取ることができる。
リーダーは何をするの?
”リーダーの仕事ととは、チームメイトを今いる場所から、今いない場所へ連れて行くことだ” Henry Kissinger
The leader
チームが勝利するための起点を探し求めることができる。
正しい意思決定により、チームが良い変化をもたらすことができる瞬間を把握している。
勝利するための起点があることを決して疑わない。そして、信じている。
本当に素晴らしいリーダーとは、人々を必要な場所へ連れて行くことができる、例え彼らがそれを望んでいない時でさえも
明確なビジョンを持っていて、人の心を動かすことができる
とうことです。
今に何をすべきか理解している。また速攻かつ効果的である。
素晴らしいリーダーは生まれつきか?
そんなことはありません。
素晴らしいリーダーとは時間をかけて、学習し、調整し物事の舵を取り成長してきます。
リーダーの質は、自分が誰であるのか、自分のスタイルに大きな影響を与えています。
リーダーシップとは磨いて行く必要があります。ただ簡単に削ればいいという問題ではありません。
リーダーシップのスタイルとはあなたの人生だ
つまり、二人の指導者が全く同じ導くことはないということです。
あなた、自身を磨き、働くことであなたの方法で世界クラスになることができます。
スポーツとビジネス両方で素晴らしいことを達成することがでしょう。
コーチングは実際に、チームと寄り添い選手のリーダーシップ、オーナーシップをみちびいてあげることでもあります。
リーダーのイメージ像
自分がなりたいリーダーのイメージ像を持つことは重要だと思います。
著者が考えるリーダー像と
僕が考えるリーダー像が
偶然一緒だったので
素晴らしいリーダー像とは、オーケストラの指揮者のようなものです。
チームの中の人たちの能力を最大限発揮させ、バランスをととのえ、美しいハーモーニーを作り、周りの人たちを惹きつけるような人
私は、現役の時からいつもこのことを意識していました。
気づいたのは初めてオーストラリアの合宿を企画し、自らがプレイヤーとして参加した時でした。丁度大学3年生の時だったと思います。
春までAチームでプレーしましたが、夏合宿で一番下のチームに落ちた時。
私のことを知っている人は感じると思います。大変不器用です。
スクラムハーフなのにパスがうまい訳でもなく、足が速い訳でもなく、タックルが上手なこともない。少しキックが得意なだけ。
なんの取り柄もなかった。
しかし、誰よりも勝ちたいという気持ちは強かったと思います。
考えました。
チームのバランスをとり、自分以外が最大限活躍するところを作るということ。
最大限力が発揮できるところに人を配置させ、そこに最高のタイミングでボールを渡す。チームの呼吸とリズムを意識するということ。
これが自分の強みだということに気づいたことは、
下のチームで実際プレーしたこと
それは僕にとって僕なりのリーダーシップを発揮できる土俵であり、
これまで積み上げてきた人生であるということです。
これからも、ここを磨き続け、ビジネス、スポーツに捉われずオーケストラの指揮者のようなリーダーになります。
みなさん。自己分析を繰り返しどういった場面で自分は活躍できるのか考えてみてください。
それを見つけるのにスポーツはぴったりだと思います。
スポーツで是非留学してみては?