こんにちは
日本にはコーチング文化がないということを前提に
コーチングを学ぶために
コーチングについて学ぶためにエディがお勧めしている15冊の本を読み漁りました。
ガンガン紹介していきます。
というわけで
その第一弾
あなたのチームは、機能してますか
著パトリック・レンシオーニ
会社を興して年商10億ドルの企業に育てた友人が
チームワークの力について、こう話してくれた
「組織の全ての人間に同じ方向を向かすことができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんな時でも圧倒的に優位に立てる。」
キャスリンと呼ばれる女性が、業績不良のある会社を
スポーツにおいて重要とされるチームワークの力を用いて立て直した物語です。
良いチームワークとは何なのか。チームを作った過程が全て掲載されています。
「ばらばらなチームは折れた手や足のようなものだ」
「治すには必ず痛みが伴う。きちんと治療するためには、もう一度おらなくちゃいけないこともある。そして2度目はわざと折るので、一度よりもずっと痛い」
想像ばすればわかると思いますが、
そして、キャスリンが来た時には、最悪だった。
危ない組織の5つの症状
・結果への無責任(各自の仕事にかまけて全体を見ない)
・説明責任の回避(衝突を避けて互いの説明を求めない)
・責任感の不足(決定したことでもきちんと支持しない)
・衝突への恐怖(不満があっても会議で意見を言わない)
・信頼の欠如(意見は一致していないのに議論が起きない)
全てがこの会社にはなかった。
各個人の性格を全員露わにすることから始まり、
チームの輪を崩すもの(テイカー)をチームから排除し
少しづつチームとして機能していった。
一度チームとして機能すると、社員自ら会社のとってどの位置がチームにもっともすぐているか理解するようになる。
スポーツのチームでは、よくある。レギュラーになれなかった上級生が応援団長になったり、自らが今どこで求められているのかを探し、そこでリーダーシップを発揮するチームは強い。
それは、本気で意見し、本気でぶつかり合ったから生まれるものである。
逆にAチームで試合にでれなくなった上級生が、リーダーシップを発揮できないチームは弱い。
どこのグレードにいても、どの立場でもリーダーシップを発揮できる場所がある。
常にチームのために何ができるのか考えているチームを作っていく必要がある。
そのためには、もちろんコーチとしての経験ももちろん大切だ。
私はこの本を読んで感じたことは
キャスリンは様々な方法を使って、チームを一つにまとめたが
その中で一番素晴らしい思ったのが
コミュニケーションの取り方だ。
役員各々によって話し方を変え、自信をつけていった。
また、ハリネズミの精神に基づき、小さな歯車を回していった
チームは大きく成長していいた。
方法云々もこの本を読めばわかるが、
何よりこの方法はこの会社にとってよかっただけだ。
どの組織もチームを運営していく上で何が大切なのか見極めていく必要がある。