Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

テクニックはあるがゲームは下手 ボキャブラリーは多いが英語話せない。 文法は知ってるけど英語を話せない。

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今日の朝の何気ない会話から

 

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本日は

 戦術的ピリオダイゼーション

 

 

触れながら書いていきたいと思います。

 

 

 教育の歴史

 

私は毎年10人ほどオーストラリアで日本人ラグビープレーヤーの

お世話をしていますが、毎年感じることがあります。

 

 

 

パスやキックなどテクニックは日本人の方がうまい。

 

 

しかし、プレッシャーを感じたり、ゲームになると全くできないということが

多々見受けられます。

 

 

全くできないといえば語弊が生まれるので、かなりテクニックが落ちます。

 

ゲームの駆け引きや、ゲームのうまさなど。。。

 

 

また、これ関連でいくと

 

toiec900点超えてるのに英語話せないとか。

 

 

なぜ?

 

 

ここは日本のスポーツや教育が

早急に改善する必要があるのではないでしょうか。

 

 

日本の文化的背景から考えると、戦後から急激に進化しすぎたことの

 

負の遺産

 

なのかもしれません。

 複雑なものを複雑なままみる

戦後、日本は急激に進歩し世界第2位の経済大国になりました。

日本人は頭を使い、物事を簡単に理解しようと努め、大きな成長を得ました。

 

 

つまり

要素還元主義的な考えがものすごく強い

と感じます。

 

例えば、

人間を理解するために解剖し、内臓一つ一つを調べ、皮膚、骨、細胞と全てを細かく分けて調べました。

 

人間に必要な要素がわかりました。

 

しかし、それらを合わしても人間にはなりません。ましては生き返りません。

 

また、英語圏内の人とコミュニケーションをとりたいなので

英語を勉強しよう

英語を勉強するには

 

文法、リスニング、ライティング。。。。。

 

よしできた

 

英語は話せますか?

 

日常会話なんてわかりませんよ??

コミュニケーションの本質は何ですか?

 

 

 

もちろん分けて簡単に知ることは重要ですが、人間は全てがあって人間であって、構成成分を足し合わしたからといって人間になるわけではありません。

 

英語が読めるからといって話せるわけではない

 

要素還元主義のような機会的パラダイムで考えるのではなく

生命的パラダイムで物事考える必要性があると私は思います。

 

複雑なものを複雑のまま理解する

 

戦術的ピリオダイゼーション

サッカーをこのように考えたのがオランダのフラーデさん。

 

そしてその理論を戦術的ピリオダイゼーションと言います。

 

カオスでありながらフラクタルであると。

 

ここでいうカオスは混沌ではなく、

非線形力学にもづいており

バタフライ効果です。

 

蝶の羽の動きが起点にで嵐が起こるという考えですが、

『少しの変化がいずれ大きな変化に変わる』ということです。

 

ラグビーやサッカーでもそうだと思います。

 

精神力・技術・体力・戦術・攻撃・守備とフラクタルに考える必要があります。

 

 

何かが足りないから、何かを鍛えろでは、うまくいかないと思います。

 

常に、全体から見て、小さな課題から全体を感じさせることが重要だと思います。

 

実際この理論を用いて、モウリーニョ・ペップ・エディは勝利を収めています。

 

 

 

もう少し練習を勉強を考えていく必要がありませんか?

 

 

サッカーはサッカーをすることでうまくなる

ラグビーラグビーをすることでうまくなる

英語は英語を話すことでうまくなる

 

自らの課題がここにあると感じるなら、導入を考えて見てはどうでしょうか。

 

参考に。。。