Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

本当にラグビーをしたい環境を作っていますか?!

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スポーツ界の現状

Decision making を研究していく上で、

 

スポーツ界では、

 

どうせメンタルやろ?

 

とかいう言葉がよく聞こえる。

 

根性がないとか....

 

勝つ気がないのかとか....

 

それって本当にコーチ、指導者からかける言葉なのか?

 

 

もちろん、全面否定しているわけではない。

 

少しでも相手をリスペクトていないプレーをしていたら必要だと考えられる。

 

その反面として練習で相手をリスペクトしない環境作りを

していなかったのかというのを考えて欲しい。

 

もちろん時間は未来から流れている。

 

なので、

 

過去がいかに辛くても

いい成績を残せば(満足してたなら)

辛い思い出もいい思い出に変わる。

 

 

間違いない。

 

しかし、

考えて欲しいことは一つ

 

勝利が必ずしもいい結果とは限らない。

コーチングへの考え方

勝利にこだわりすぎるあまり、自らのパフォーマンスを出せなくなったり、

敗者を虫けらのように扱うようになったりするようになるかもしれない。

 

その結果、多くの意見を拾えなくなり視点が狭くなる可能性だってある。

 

 

もちろん、コーチとは選手のゴールを現状の外に設定してあげ、

そこにたどり着くようにすることが仕事である。

 

間違いない。

 

しかし、

学生生活つまり、3年もしくは4年の間で、

今後成長ができなくなるようなコーチングをして

いいのかというと

 

そうではない

 

と私は考える。

 

日本の教育制度上、

教えるということが原点にある。

 

学ばせるという考えではない。

 

人間は本来、能力を持っている。

その能力を引き出す

 

という考え方なのか

 

人間は何もない

教えてあげるしかない

 

という考え方の違いだ。

 

そのことが無意識にあることが要因ではないか。

 

また、勝ち負けに拘りすぎるあまり、選手の先ではなく

今の現状に収まってる。

 

選手がなりたいか

 

いいんではというかもしれないが

 

絶対に違うと考える。

 

学生だということを考えて欲しい。

 

彼れらがラグビーを終わった後も視野に入れてあげる。

またラグビーがしたいと思う環境を作ることが大切ではないか?

 

 

勝手に成長する

 

ファシリテーターをやって気づいたが、

環境を与えれば勝手に成長する。

 

高いゴールに臨場感沸かすことができれば、

 

勝手に成長する。

 

例えば、全国大会優勝を考えてるチームに入った大学生と、世界大会優勝を考えているチームに入った選手を比べると数年後かの将来は一目瞭然です。

 

 

全てを教えてないといけないと考えてることがコーチのエゴであり、

 

あくまでも高い視点に立って、引き上げてあげることがコーチの本来の姿ではないか?

 

偉そうに書きましたがおそらくこの部分decision making能力に大きな違いがあるのではないでしょうか?