Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

なぜオフに中にラグビーがいきなりしたくなるのか?

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To シーズンとTo オフのモチベーションの差

To シーズン

今トレーニングをやってて気づいたが、

 

モチベーションが今とオフシーズン前では全く違う。

 

なにが違うのか…

 

それは向かってる方向だ…

 

今(ニュージーランドにいるので日本とは逆です)は

 

明確にシーズンに進んでるが

 

 

オフ前はオフに明確に進んでいる。

 

次のシーズンを考えれば、次のシーズンに明確に進んでいるのだが

 

なかなか、そのように考えることはできない。

 

今日トレーニングをやっている最中に思いついたのだが、

今日はなぜか走りたくて仕方なかった。

トレーニングをハードにしたくて仕方なかった。

 

そして、走ったのだがあまり疲れを感じない。

 

早くチームに入ってラグビーがしたくて仕方がない。

 

逆にオフ前はどうだろうか

To オフ

実はやる気が全く起きていなかった。

 

とはいえ、将来を考えていたし、トビタテ奨学金をもらっている以上

全力を出し続けなければならないとは思い必死ではあったが。。。

 

実際むちゃくちゃ辛かった。

 

同じ行動ではあるが

 

自分の気持ちとしては

全く違う方向を向いている。

 

やりたくて仕方がない

やらなくてはならない

 

ここには大きな差があると考える。

 

これらは無意識に行われていることは間違いない。

この時、私たちの頭の中はどのように働いているのか

 

To シーズンとTo オフの考え方の差

To シーズン

試合がしたくて仕方がない

勝った時の喜び

チームのために

 

とりあえず、楽しみで仕方がない。

 

 

ラグビーがしたいという感覚だ。

 

そのためには、必要なことはハードワークであったりと勝手に体が知っている

だから、たとえその行動が辛い行動であっても求めてしまう。

 

無意識からしたいという意識が浮かび上がってくる。

それらのことは、辛いと全く感じない。

楽しくて仕方がないのだ。

 

まるで、子どもの頃に戻ったような感覚だ。

逆に

To オフ

遊びいきたい

旅がしたい

旅行がしたい

飲みにいきたいだとか

ぼーっとしたいだとか

 

この考えに必要なことは

旅行のプランニング

アルバイト

などなどだと思います。

 

そしてそれらが勝手に楽しいと感じるのだ。

つまり、そな思考に辛いトレーニングは必要ないのだ。

だから、いつものトレーニングがより辛く感じてしまう。

 

 そして

おそらくこういう時は

海に行きたい

キャンプに行きたい

美しい自然に行きたい

 

だとか

 

案外自然に帰りたいという気持ちだったりする

 

このように

オフに行きたいところが

なぜか

自然と自然に帰りたいと意識に浮かび上がってくるのは

 

人間にとって自然がリカバリーに重要な要素だということが示唆される。

 

それに基づいた考えがアーシングだったりする

アーシング

以下のブログに掲載しているのでご覧ください

 

rugdaichan.hatenablog.com

 

 

話が大きく逸れましたが

 

そしてある程度オフを楽しむと突然ラグビーがしたくなる。

In オフに突然ラグビーがしたくなる

 オフを求める理由の正体はもしかすると本当に体がオフを欲してるということなのかもしれない

そして何より、

今こうやってモチベーションをもっているのはオフのおかげかもしれない

 

実際Tao of pooという本ではオフの重要性を語っている。

クマのプーさんと中国のタオをかけた本なのだが

なぜラビットはあれだけ一生懸命なんでもするのになぜかうまいこといかない

いつも革新的なひらめきを生むのはプーなのだ。

 

 

また、海外の研究者はひたすらオフやチルを重要としている話を聞いたことがある。

そしてある日ひらめきと同時にいきなり働き出し、1ヶ月または数ヶ月、休む間もなく新しいことを生むのだ。

 

オフとチルの間は多くのことを考える時間でもある。

考えて考えている間にその考えが臨場感が沸いてくる。

チルについても

詳しくは以下のブログへ

 

rugdaichan.hatenablog.com

 

 

するとその考えに必要な行動が突然したくなる。

 

これが突然ラグビーしたくなる正体なのだと考える。

 

コーチはこのような環境づくり、無意識改革が必要ではないかと考える。

 

 

ニュージーランドと日本の違い

日本

日本ではこのオフのために頑張っている選手が多いのではないだろうか?

 

なぜこれだけ

 

オフを求めてしまうのか?

 

すごく疑問がある。

 

小学生の時は、毎週日曜日のラグビーが楽しくて仕方なかった。

 

しかし、気づけば練習に行かなければならないという気持ちになっていた。

 

 

しかし、In オフにいきなり、ラグビーがしたくなるという気持ちはかわらない

 

 

ラグビーをすることが好きなのだ!!

これだけは明確だが

しかし、普段は

ラグビーをしなくてはならないという気持ちが先行している

どうしてだろうか…

ニュージーランド

 

ニュージーランドでは以上のことを感じない。

 

 

練習にいきたくて仕方がない感じがする。

 

辛いコンディショニングトレーニングだって楽しく行う。

 

そして、エキストラトレーニングだって自ら進んで行う。

 

ラグビーがしたくて仕方ないのだ。

 

もちろんオフ前になれば日本と同じで

すごくモチベーションは落ちる

 

そして練習に来なかったりする。

 

したくない時はしないスタイルだ

 

明らかにわかることは

普段の練習からラグビーがやりたくて仕方がない

そしてその期間が長い

 

こちらもラグビーが好きで仕方ないのだ

そして、好きで選んで来ている。

 

仕方なくやってる人はほとんどいないのだ。

時間がもったいない。したいことに時間を費やすことの方が重要なのだ。

なぜラグビーをやっている理由は同じ、では何が違うのか

 

ラグビーを行う環境だ

練習の回数ももちろん違う。

日本は週6

ニュージーランドは週3

 

それでこれだけの差を生むのだ。

 

練習の量ではなく、質なのだ。

 

質とは辛いことでもやりたい思う心である

 

 

ニュージーランドで育った

ラグビー日本代表小野晃征ニュージーランドラグビーは次の練習が楽しみで仕方がないという

 

rugby-rp.com

ニュージーランド人でも日本人でもどこの人でも変わらない

 

辛いことは辛いのだ。

 

これだけは事実です。

 

なぜそれができるのかそれは、

コーチがラグビーがやりたくて仕方がないという

環境を作っているからだ。

 

日本もラグビーをするという環境は作っているが

作り方が違う。

心の違いがあると感じる。

辛い練習を

やらないと勝てない

チームに迷惑をかける

だからやる

辛い練習を

勝つためにやろう

チームのためにやろう

 

意図は同じだが

やらないといけない

やろう

では同じ練習をしても効果が違う。

 

したいことをすることが、

一番の成長なのだ。

 

こういった環境を選手とともにコーチが作っていく必要があると考える