Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

最近少し気づいてきたこと

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お疲れ様です!!

 

皆様のお陰でクラウドファンディングを成功させることができました。

 

ハードな全国大会

チームの結果としては16チーム中の16位

 

初戦でプロップ3人とリザーブフッカー怪我

そして、その後キャプテンの脳震盪

 

さらに怪我人が続出し、

多くの選手がテープを巻いた状態で、

また正ポジションじゃないポジションをこなし試合を行っていました。

 

最後の試合は、スタンドオフスクラムハーフフランカーをするという結末。。。。

プロップが不在のため、フランカーがプロップをやりと、

生まれて初めてこれだけ辛いゲームを経験しました。

 

やっていた選手は僕らコーチの数万倍辛かったでしょう。

 

本当にこの大会は強烈でU15才のこたちが22分ハーフを一日、

2試合、その次の日からは30分ハーフを1日1試合づつ、計6試合をこなします。

 

さらにいうと、スクラムも押しが可能です。

ハードが故に多くを学ぶ

選手はこのようなタフな試合日程の中、

どうやって体を回復させるのかを学びます。

 

練習後は交代欲や

メンタルリカバリーのためにラグビーを忘れる時間を作ったりと

どうやったら、試合で最大限出せるのかを

 

コーチの1人ごと

 

イングランドでプレーし、少しコーチをしていたコーチは言っていました。

ニュージーランドの選手をコーチングすることは楽だと。

選手が責任を持ってリカバリーを行うからと。

 

 

選手は若い時期に、こういた大会のお陰で自分の体に対する責任感を覚えて行きます。

 

コーチも勝つために、全力で選手たちに伝えて行きます。

 

しかし、15才皆様お分かりのように、

とても難しい年頃、誰もコーチのいうことを聞きません。

 

日本と違って本当に難しい。一度認めてもらうと簡単なのですが

 

選手の面白ストーリー

ここで面白いストーリーをと

全国大会の前週のトレーニングで

1人の13才の選手Pが、bad attitude でなんども叱られていました。

そして、1人のコーチが本当に起こり(NZでは普段はこんな罰を与えるようなことは絶対にしません)その選手P以外を走らせ、その選手Pにどれだけ走ったかカウントさせるように指示しました。

 

すると、その選手Pがカウントもせずに笑い始めました。

走らされてる選手は、起こり始めました。

コーチがその選手Pになぜカウントしないんだと聞くと、

あっ!カウントしないといけないのかと。

言いコーチは呆れて、走っている選手を止め練習を再開しました。

そして、練習後ある選手Aが選手Pになぜ笑ってたのかと尋ねたそうです。

 

選手Pはこう言いました。

俺以外がbad atitudeで走らされているのかと思ったと。

 

それを、僕らコーチが聞いたときは、呆れて笑いが止まりませんでしたが。。。

 

なにはとまわれ、

ニュージーランドの15才の思春期の子どもたちはこんなもんです。

チームの繋がりを学ぶ

また、どうやってチームが繋がっていくのかを学びます。

 

コーチは、普段絶対に交わらない選手をチームに組み込み

そして、両方のストレスが溜まりにたまってしまわないように

その間になる選手を入れたり、ちょうどいいバランスを測ります。

 

また、チームで出し物をしたり、

掃除はコーチも混じって選手と共に全てを共有します。

 

まったく見た目ラグビーに関係なさそうに見えますが、そう言ったところから、

 

 

あいつはこうするだろうなという憶測をうんでいきます。

 

それらが重なって

見てから状況判断の速さ0というものを生み出すのです。

 

もちろんこれだけでは、状況判断は伸びませんが、確実に手助けをします。

 

 

 

 

今日はこの辺にしておきます。

それではまた!!