Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

我慢するということ

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 どれだけ我慢してますか

 

今日のテーマは我慢についてです。

 

 

おそらく、みなさんコーチはよくしていることだと思います。

 

しかし、どれだけ我慢していますか?

 

難しい質問だと思います。

 

 

そこで、僕が我慢できる人と人とそうでない人を一応分けてみました。

我慢できる人とできない人の違い

 

我慢できない人

ラグビーを教えたくて、仕方がない人。すごい選手思いな人

ですが、少し知識が足りない人。

 

我慢できる人

大人でも子どもでもそうですが、情報処理について知識があるひと

 

 

というような感じですかね。

 

 

なので我慢できる人もできない人にも

 

とてもやくにたつことを紹介したいと思います。

 

我慢できない人はコーチという職には向いてないかもしれない

 

それはNZで能力が高いからできるという風にコーチや先生のみなさん言いますが

 

そんな人は

 

コーチをやめたほうがいい。

 

そもそもラグビーだけ知っているコーチはよくない。

その子の為にならないし、ラグビー界によくない。

ラグビーはあなたコーチの知識を上回る場面は無限にあります。

選手自ら考え閃きを持ち、選手がそれらを得ることが楽しいと感じてもらえれるようにならなければ勝てません。

ましては、今後グローバル化になり、IT化など情報の移動速度が早くなった今、それらが本当に必要になってくると僕は思います。

 

実際コーチも我慢が必要です。

 

特に小さい子を相手する場合は。

プレステーションのようにコントロールすることは不可能です。

 

子どもは未来です。そして王様です。彼らはどんどん勝手に学び、時代に馴染んでいきます。大人よりも早くね。 本当に大切に時間をかけて上げることが、私たちの将来を作ります。

話は大きく動きましたが f:id:rugdaichan:20180410123056j:image

NZ RUGBY LINKSでの経験

実は、先日NZ Rugby LINKSを通じて、リエゾンとしてウエリントンカレッジに行って参りました。

 

現在、NZ RUGBY LINKSを通じて多くのラグビープレーヤーがNZにやってきています。

 

その中でも、基本的に全ての通訳はさせていただいてますが、今回は中学生の2週間プログラムでのお話です。

 

 

この2週間で思いっきりNZを知ってもらおうと、また楽しんでもらう為にと全力で力を費やしました。

コーチングする上で大切なことって?

そこで、ニュージーランドのコーチにお話を聞きました。

コーチングにおいて大切なことは?

 

 

子どもには、楽しませる

 

大人には、理解と物事の明確性

 

実際、僕はクラブチームでラグビーをしていますが基本的にみんな楽しんでいます。

ラグビーが楽しくてやめられない環境を作ってる?!

 

そして、留学プログラムに戻ります。

 

留学プログラムの簡単な説明

簡単なプログラムの説明をすると

主な時間はラグビーをし、多くのアクティビティーに参加し、ウェリントンカレッジで英語の勉強をするといった流れです。

 

素晴らしいプログラムなので是非来てください!!

 

次回は6月にあります!!

 

詳細はこちらから

nzrugbylinks.jp

 

 

そして、報告です!!!

 

僕もこんなに早くくるとは思わなかった!!!

 

 

なんとそこで素晴らしいこと縁が生まれたのですが

 

それはこのブログの最後で報告します。

 

再びコーチングの話へ

ひたすら我慢

 

ニュージーランドのコーチは基本的話をしません。

 

とにかくやらせます。

 

そして、ひたすら待ちます。

 

待って

 

 

待って

 

 

待って

 

 

待って

 

 

ヒント

 

 

もし簡単そうなら

 

 

ディフェンスを難しく設定してみたり

 

 

アタックのでるタイミングをずらしてみたり

 

 

少し変化を加える

 

 

 

そして

 

 

 

待って

 

 

 

待って

 

 

 

待って

 

 

 

 

待って

 

 

 

の無限ループ

 

おそらく日本でだと、

 

仕事をしていないように見えるかもしれません。

 

実際、ただ選手と笑いあっているように見えるからです。

 

 

 

なぜ、そんなに遠くでみているのかと質問をしました。

なぜ我慢①情報量多すぎでパンク?

 

情報量が多すぎると逆にプレーの精度が落ちると

 

 

そして、できないとネガティブになるかもしれない。

 

 

実際こんなことあったかもしれません。

 

 

 

小さいことにこの人いっぱい教えてくれるけど、

結局何が言いたいのかわからないとか

 

結局どれをしていいのかわからない。

 

コーチがうるさくて、プレーに集中できないだとか

 

 

だけど、振り返ってみたら

 

タッチフットでコーチに言われずともやっていたとか

 

 

違う練習では、できていたとか

 

 

特に子どもには

 

いっぱい言われすぎてわからん。とかなってほしくないからです。

 

 

せっかくラグビーという場に足を踏み入れてもらった以上は全力で、

楽しんでもらいたいと考えています。

 

 

 

なにより全ての情報をいう必要がないからです。

なぜ我慢②最終的に試合でできればいい

実際練習でできたからといって試合でできるとは限らない。

練習でできないことも試合でできることもある。

(練習してなくてでははないですよ。)

 

 

コーチがボソッと

 

一日でマスターできるわけがないやんって、、、、

 

 

少しでも、選手ができるようになった、

もっとできるようになりたいと思ってもらえることが大切でだからです。

 

 

話で盛り上がっていたのが、日本って練習と練習に繋がりがないよねって

 

 

そりゃそうかと思う。

 

 

コーチは基本的できるまでやるし

 

コーチはできなければ怒ったりするし

 

挙句には集中しろだとかってなる。

 

もちろん選手が集中してない時もありますが.....笑

 

 

基本的コーチが練習と練習を分けて考えているから問題なんだと思います。

 

それぞれ別のスキルとして考え、それはOKですが

 

全ての練習をその日の練習、その日のドリルで完結させようとする。

 

なぜなのか、何か文化的背景があるかもしれませんが、

 

 

簡単に言うと公文式と言うか計算ドリルと言うかって感じですかね。笑

 

 

教育的背景には問題はありますね。笑

 

 

もっと掘り下げていきましょう。

 

練習と練習の繋がり

 

なぜ全ての情報をいう必要がないのか?

 

 

基本的ラグビーのスキルや考えかたは似ていることが多いからです。

一つを言えば解決されることが多いからです。

 

基本的にタックルの姿勢とオーバーの姿勢はほとんど変わりません。

 

そこまでのパワーフットも同じですよね。

 

そして、タックルに入るまでのパドリング

 

オーバーでも必要です。なぜなら人がいっぱいで混雑した中で一番いいフットポジションを見つける必要があるからです。

 

基本的繋がっています。

 

なので一つ一つにそんなに時間をかける必要がない。

 

ウォームアップで少しパワーフットを意識させてからすれば

おそらくさらに効果は伸びますよね。

 

またはディフェンスで

 

タックルになかなか入れないことがあるかもしれません。

 

その場合も横との繋がりを修正してあげればタックルができるようになったりします。

 

 

なぜか?

 

みる範囲が狭くなるからです。隣には味方がいると信頼できれば簡単にタックルにいけます。

 

実際、スキルはできている場合が多い。

 

だってタックルバックにはみんなタックル入れるでしょ!

 

このような感じです。

 

もっと具体的に言うと、ラック付近で何をしていいのかわからない選手がいっぱいいたら、練習で早く起き上がってもし立ち位置がここならどうなると聞いてみてください。

 

人が増えて、デイフェンスラインをあげやすい?あげにくいとか?

 

 

タックルしやすいとか?

 

 

ディフェンスあげてきたらアタックはどう感じるとか?

 

 

じゃあアタックはどう解決するとか?

 

コーチは我慢し、選手に気づきいてもらうことを待つ

 

こんな感じで気づかせてあげてください。

 

 

コーチからの言葉を使わず、選手に答えさす!!

 

 

ここが重要なポイント!!

 

 

言葉の力は強烈です。

右にスペースがある走れと言うと、

 

おそらく多くの子がすぐできるでしょう。

 

 

しかし、それでは試合中にいきてこない。

 

それは、

自ら気づいたわけではなくて

言われ動いただけ

試合中は自ら気づかないといけない。

 

 

だから、オールブラックスは常にリーダーシップを求めます。

 

 

ジョークで羊みたいになるなといつも僕のホストファミリーは言いますが。笑

 

 

時間はかかると思うが、

コーチの意図が気づくような練習をコーチ自ら考えやって、楽しんでもらう。

すると、かなり時間はかかると思います。また無茶苦茶失敗すると思います。

しかし、耐えてください

 

そしたら、確実に試合でやってくれます。

 

ニュージーランドコーチの日本人プレーヤーへの感想

ニュージーランドのコーチが日本のプレーヤーについてどう思っているか知ってますか?

 

コーチの言ったことをすぐできる。

 

しかし、試合ではそれを使えないです。

 

 

最後に報告!!

 

ニュージーランドウェリントンカレッジのU15のチームでコーチングができるようになりました!!