Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

厳しくせないと勝てないねん!!っていうことの誤解

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みんさんこんにちは!!

コーチングは毎日選手をほんのちょっとだけ成長させるもの 

遅くなりました。

 

今日は日本でよく聞く言葉について描きます。

 

 

練習やらないと勝てないねん!!

 

そりゃそうです!!

 

そしてごもっともな答えです。

毎日少しづつ成長促していくのがコーチの仕事です。

 

ウエインスミスがこんなことを言っていました。

コーチは1世紀単位で選手をコーチングしていくものだと。

 

少し話は変わりますが

衝撃の事実

エディーの考えはほとんどウェインスミスからきてるんですよ!!

なのでニュージーランド人はあまり彼のことを気にしていない。笑

 

 

話を戻しましょう!!!

厳しさに楽しさを見出す必要性

 

厳しくやらないと!!

 

 

わかります。

 

厳しさは必要です。

 

だけど、

だらだら練習を長いことやったり、

走り込みばっかり、

完全に楽しさを忘れてしまうような練習ではダメです。

 

ニュージーランドではラグビーが好きでないとラグビーをやりません。

好きでないこと=生きる時間を無駄にしている

 

なのでどれだけ厳しくても楽しさを作ることにコーチは必死です。

 

 

しかし、日本はどうでしょう。

 

日本はよくも悪くも帰属意識がとても強く、一度入るとなかなか自らの意思でやめることはできません。

やるたくなったらやめろよってすぐ口にしますが、

やめたあとは、根性がないやつとか

周りの奴からはやめたやつと見られ、仲間に外れにすらなることも少なくないです。

 

せっかく来てくれてるんだから、コーチは彼らをもっと楽しませるべきです!!

 

彼らの人生を大切に扱うべきです。

 

将来辛いことに耐えることは必要だ。

 

僕は完全に否定します。

 

辛いことをいかにチームで楽しめるかを伝えてあげるべきです。

 

長く練習することが強くなることだと信じている

なぜ、日本は長い時間練習することが、

強さに繋がると考えられているのでしょうか?

 

人間にはラーニングタイムというものが存在します。

そのタイム以上に練習しても、練習の効率が落ちる一方です。

 

それでも、同じスキル練習何時間もおこなったりするのでしょうか?

 

 

コーチが不安だからでしょうか?

 

真は力なり

 

聞いたことあると思いますが、

ここにつきます。科学云々もありますが、真は力になります。

科学は多くを明らかにしましたが、まだまだわかっていないことはたくさんあります。

 

何を信じるかはあなた次第です。

 

これだけは、忘れないで選手が一番大切だということ。

長く練習すればするだけ、彼らの意志でできることの時間を奪っているということ。

あなたとコマではありません。

 

好きこそ物の上手なれ

 

なぜ積極的に笑いを取り入れたり、楽しさを取り入れたりしなのでしょうか?

選手が本気でラグビーが好きになるような環境づくりに目を向けないのだろうか?

うまくなることは好きになることの一要素でしかない。

 

実際、ラグビーが好きになれれば、

自主練も次第に勝手にするでしょう。

 

 

思い出してください。

 

好きなことをしてる時は時間は飛ぶように過ぎませんでしたか。

 

 

そんな環境をコーチはなぜあまり求めないのでしょうか?

 

普段の練習の効率が一段と上がるというのに

 

少ない時間で集中させることで、趣味や勉強に選手は時間を当てられる。

 

ラグビー、勉強、趣味、恋愛これらを等しい時間取ることがいい選手を作る。

 

 

 

ストレスゾーンとコンフォートゾーンの話

 

みなさん

ストレスゾーンとコンフォートゾーンという話を知ってますか?

 

おそらくコーチのかたは知ってると思うので、知ってることを前提にお話しますね。

ここニュージーランドでは、

人間はストレスゾーンにいかないと成長できないと言われています。

ストレスゾーンの入り方の違い

ストレスゾーンへの入り方が、日本と全く違う。

日本

日本人はコーチがストレスゾーンに選手を運びます。

あらよる手段を使って、練習時間もそのうちの一つだと僕は思います。

ニュージーランド

しかし、ニュージーランドでは選手が自らストレスゾーンに入ります。

なので、コーチはそれほど選手が全力を出すことに力を注ぎません。

選手が自分から入ることができるからです。

 

厳しく練習するという思いを選手に沸かす

厳しくやらないとは、コーチからの言葉ではなくて

選手たちの中から湧き出てくる気持ちである必要があります。

 

厳しくやるようにいって、

ストレスゾーンに入れることも手段の一つですが、

それはみなさん気づいていると思いますが、効果はほとんどありません。

 

というか疲れるだけです。

 

そんなことに力を消費してたら、

コーチは本当にしなくてはならないことを見失います。

 

そんなことにストレスをためていたら、

浮かび上がってくる素晴らしいアイデアを掴むことはできません。

 

いつも、僕はチルによってアイデアを浮かばすという話をしていますが、

 

rugdaichan.hatenablog.com

 実際問題チルのやりすぎもよくないです。

 

チルだけしている人はただ怠け者です。

 

 

チルはアイデアを爆発させるための一つの方法ですが、

 

イデアを産むためにどうやって時間を作るのかというところです。

 

もし、選手たちが自ら勝手に動き、厳しくやり始めたらどうでしょうか?

 

おそらく、あなたコーチは選手の細かいところに目が行き、

問題を発見し原因を見つけ出すことにフォーカスすることができるでしょう。

 

 

 

というわけで今日はここまで

 

次回のブログで方法を書いて行きます。