Whanaungatanga〜繫がり〜

ニュージーランドのマオリ語で家族のような繋がりという意味。このブログでは科学的に人生をより豊かにするためということをテーマに、スポーツ、健康、生き方、コーチングについて記していきます。日々気づきや学びをどんどんシェアして行きます。

選手が動き出すエンパワーメントコーチング(アスリートセンター)って?

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みなさんこんにちは!!

 

 

実は今私が研究していることの少しを紹介します。

 

ニュージーランドが世界と違う方向を向きはじめた

 

ニュージーランドが2004年あたりから

世界とは全く違う方向を向いたのはご存知でしょうか?

 

 

それを、促したのが、ウエインスミス、グラハムヘンリー、スティーブン・ハンセンなのですが、何が変わったのか、選手に権限をほとんど与えたといううことです。

 

 

簡単にいうと、

 

選手にリーダーシップを与えて、

 

選手同士で問題を解決させるように促したということです。

 

 

ラグビーはカオスです。毎秒毎秒ピクチャーが変わります。

 

ニュージーランドで気づいてコーチングに置いて大切なこと

 

コーチによっては、

小さな局面はコントロールできないから、

大きな局面をみる必要があると。

 

それは正解です。小さなところを選手が

常に状況判断をして解決していく必要があります。

 

色々なコーチングがありますが、

僕が大切にしているところは、

 

その局面の部分です。

選手が一つの作品を描いてく

選手が自由に状況判断をし、

より革新的なアイデアをピッチ上に表現できる

 

まるで選手たちが、笑いあい、一つの映画を作っているかのように。

 

そこには、失敗もあれば成功もあるでしょう。

 

この世に多く映画があるなかで、

失敗なしで取れた映画ということを聞いたことはあるでしょうか?

 

それら失敗も含めて映画です。

 

そして、台本から少し外れたとしても

隣の人がアドリブでヘルプしていく。そして繋がっていく。

 

 

コーチは台本作りと、

失敗をした時に隣の人が間髪を入れずにアドリブを入れるような選手を育てていく必要があります。

 

僕が今このブログに常に書き続けていることは、

失敗をした時に隣の人が間髪を入れずにアドリブを入れるような選手

 

 

をどうやって育てるかというところにフォーカスしています。

 

 

必死で色々コーチング方法を調べ、

苫米地流コーチング、古武術コーチング、ルータイス式コーチング、エディジョーンズ式、バスケット、野球、その他諸々。。。。。

 

スタートはコーチングとは何かということ。

 

コーチングとティーチング

なぜ、

 

同じように人を育てる職なのに

コーチングとティーチングという言葉を分けて海外の人は使うのか?

 

同じようなことをしているのにも拘らず

ティーチャーとコーチと名前の違う職が存在するのか?

 

 

そして、日本ではあまりにも

コーチングという部分に関するもの本や文献が少なすぎました。

 

 

今ならわかります。ほとんどがティーチングに偏っているということ

 

英語の本を読むと多くがわかりまはじめました。

そこでは

日本では多くの人が伝説のように見ている

苫米地コーチング、古武術コーチングは本物だったと。

 

 

あることを根気よく行えば、選手は勝手に動き始める。

 

コーチセンターのコーチン

 

多くのコーチは言います。

 

俺はこんなに一生懸命やってるのに選手は動いてくれないと。。。

 

こんなコーチのことをコーチセンターとこっちでは言います。

 

コーチセンターの元の選手は選手はコーチに訪ねはじめます。

次はどうしたらいいのかと?

 

解決策は何なのか?

 

 

そして、行動の責任がコーチへとシフトしていきます。

 

最後には、コーチが言ったからとか

 

 

俺のコーチがよくなかった。

 

 

これならまだましです。

 

日本の問題

 

僕が一番気にしていることは

 

コーチに値する選手ではなかったと

自らのセルフエスチーム、自尊心を失っていくことです。

さらにセルフエフィカシー、自己効力感を失っていきます。

勝手に自らの価値をどんどん下げていきます。

 

 

これが、日本の大きな問題です。

 

 

勝手に帝京には勝てないとか

 

東海大仰星には

 

東福岡には

 

明治には

 

サントリーには

 

パナソニックには

 

 

たくさん優秀なプレイヤーを抱え込んでいるから

 

勝手にそのようなチームには勝てないと思い込んでしまう。

 

 

これは確実に練習の効率を下げていきます。

僕が感じるのは

日本では、やる前から負けている。

 

自らの力を出せずに負けている。

 

ニュージーランドは大番狂わせが頻繁に起きる

 

ニュージーランドでは全くそんなことは感じない。

 

 

どのチームが誰を抱えてようが関係ない

 

自らの仕事を全うするだけだ。

 

毎回の練習で、連勝チームに勝つ想定で練習し

 

 

番狂わせがどんどん行われる。

 

 

どこに誰がいようと関係ない

 

冷静に分析し、勝負できるところで勝負し続ける。

選手自身が

試合中でも勝負できるところを見つけ、そこをついていく。

 

常に自分たちは勝ちに値すると考えている。

 

 

 

それでも負けても仕方ない。

 

ただ俺たちの力が足りなかった。

 

 

どんなコーチングをしているのか

 

 

 

アスリートセンターのコーチン

 

エンパワーメントコーチングとも言います。

 

 

選手にリーダーシップを渡し、行動に責任を持たせるということ。

スキルを意識するのではなく、選手が何を見ているのか何を感じるのか選手がどのように目の前を認識していることに対して問いかけていく。

 

正直、脳科学にすごく基づいています。

 

人は物事をフィルターをかけて、見ているといつも言っていますが、

そのフィルターポジティブに変えていく作業を行います。

 

 

ここについては今回は多く触れません。

それでは

どうやって変えていくのか

 

どんなコーチング?

今日は一つだけを紹介します。

 

ひたすら質問です。

 

 

何を見ていたのか

 

いつそれを見ていたのか

 

どうやったら良くなるのか

 

どこがいい部分だったのか

 

なぜそれをする必要があるのか

 

少しづつ選手は自覚していきます。

 

 

そして、チームが勝利にコミットしていきます。

 

 

勝手に選手同士が勝利に必要な行動をしはじめ、注意しはじめます。

 

そんなことやってるよ

 

 

この方法は時間がかかります。

 

 

そして、教えるということを少しづつ減らして見てください。

 

もし、問題を見つけたら、どこに問題があるか訪ねて見てください。

 

おそらく選手は知っています。

 

それでも足りないなと感じたら、遠慮しながら何がアドバイスを提案して見てください。

 

これはどうかなって?

 

こんな感じで、少しづつ視野を広げていきます。

 

すると選手は、新たな気づきを産んでくれます。

 

気づきが常に大切です。

 

気づきがなければ、問題を発見することすらできません。

 

 

それでは今日はこの辺で、

読んで頂きありがとうございます。

 

 

次回は日本の本当の問題について書いていきます!!